2008年7月11日
東京局管内、最高路線価上昇は75地点に増加
東京局、関信局の平成20年分路線価の状況
 

 東京国税局各税務署管内の最高路線価が、75地点で上昇、昨年に比べて5地点の増加となっている。このうち東京都の豊島署と神奈川県の横浜中署の2地点では、最高路線価が30%以上の上昇となった。また、20%以上の上昇となったのは、東京都区部の税務署を中心に29地点。新宿署管内の新宿通りも20%以上の上昇となっており、その要因として副都心線の開通が挙げられる。
 関東信越国税局管内では、15署で最高路線価が上昇している。特に、西川口署の最高路線価は前年から29.1%増加しており、同局管内で最も高い上昇率となった。

山梨県内3署で下落幅が拡大
 東京国税局管内で最高路線価が上昇したのは75署。そのうち30%以上の上昇が2署、20%以上が29署、10%以上が33署となっている。上昇した 75署のうち上昇率が拡大したのは、千葉東署、四谷署、新宿署、中野署など53署。一方、麹町、日本橋、京橋、麻布など22署では、最高路線価の上昇率が縮小した。また、最高路線価が下落した署数は前年の7署から2署減少して5署となった。このうち、銚子署、山梨署では下落幅が縮小したが、甲府署、大月署、鰍沢署では下落率が拡大している。しかし、下落率が拡大した署においても、下落幅の拡大は0.1〜0.2ポイントに止まっている。
 なお、都県庁所在都市(東京都、横浜市、千葉市、甲府市)の最高路線価を平成4年のピーク時と比較すると、東京都は87.2%、横浜市は40.4%、千葉市は19.2%、甲府市は10.2%となっている。

新潟市の最高路線価が16年ぶりに上昇
 関東信越国税局管内では、全63署のうち15署(西川口、川口、所沢、大宮、浦和、川越、朝霞、越谷、上尾、春日部、東松山、熊谷、土浦、新潟、佐久)において最高路線価が上昇した。この15署のうち12署が埼玉県内となっているが、同県では県南部の上昇率が高く、なかでも西川口署(川口駅東口ロータリー)は、駅前再開発、マンション建設による人口増などから、最高路線価も29.1%と関信局管内で最高の上昇率となった。また、新潟市(新潟署)の最高路線価は平成4年以来16年ぶりに上昇に転じている。
 一方、最高路線価が下落したのは、前年から7署減少の35署となっており、下落率は20署で縮小、15署で拡大している。特に茨城県においては、TXの終着点となるつくば市(土浦署)の最高路線価が上昇している以外、県内6署では下落幅が拡大した。また、栃木県は宇都宮市(宇都宮署)の最高路線価が16 年ぶりに横ばいとなったが、その他7署では下落率は縮小しているものの、依然として下落が続いている。


(情報提供:株式会社ロータス21)
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