2009年7月10日
東京局管内の最高路線価、15地点で10%以上の下落
東京局・関信局の平成21年分路線価の状況
 

 東京局各税務署管内における最高路線価は、昨年75地点で上昇していたが、今年はすべての地点で横ばいまたは下落している。最高路線価が10%以上下落した15地点については、昨年の10%以上の上昇から下落に転じている。また、昨年下落した5地点のうち、銚子、甲府については下落率が拡大している。
 関信局管内の税務署別の最高路線価では、横ばいが9署、下落が54署となった。昨年、最高路線価が大幅に上昇した埼玉県南部や軽井沢町においても、今年は下落に転じている。

81地点で最高路線価が下落
 東京局各税務署管内では最高路線価が上昇した地点はなく、横ばいが3地点、下落が81地点(10%以上・15地点、10%未満・31地点、5%未満・ 35地点)となった。特に、横浜中、豊島では昨年、最高路線価が30%以上上昇していたが、今年はそれぞれ、横浜中は−10.4%、豊島は−15.9%と大幅な下落となっている。そのほか、昨年20%以上上昇していた6地点(麻布、目黒、神奈川、品川、小石川、千葉東)、10%以上上昇していた7地点(練馬東、練馬西、板橋、雪谷、荏原、杉並、荻窪)についても、今年は10%以上の下落となっている。
 また、昨年は銚子、甲府、山梨、大月、鰍沢の5地点で最高路線価が下落したが、今年は銚子、甲府で下落率が拡大し、山梨、大月、鰍沢は下落率が縮小した。
 なお、都県庁所在都市における最高路線価をピーク時(平成4年分)と比較すると、東京は85%、横浜は36%、千葉は17%、甲府は10%となっている。

つくば市(土浦署)が横ばいに
 関信局管内の最高路線価は、上昇した署はなく、横ばいが9署(土浦、竜ケ崎、潮来、大田原、高崎、館林、新潟、巻、三条)、下落が54署となった。
 つくばエクスプレスの終着駅であるつくば市(土浦署)の最高路線価は、平成18年分以降上昇していたが、今年は横ばいとなっている。
 また、埼玉県内の税務署をみると、昨年は12署で最高路線価が上昇していたが、今年は県内15署すべての最高路線価が下落に転じている。特に、さいたま市大宮区(大宮署)の最高路線価は−7.1%、さいたま市浦和区(浦和署)および越谷市(越谷署)は−5.5%と5%を超える大幅な下落となった。
 長野県では、軽井沢町(佐久署)の最高路線価が平成19年以来上昇していたが、今年は−3.6%の下落に転じた。これにより長野県内では、すべての税務署で最高路線価が下落となった。


(情報提供:株式会社ロータス21)
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